◆ 2023年 9月7日 1005回 例会 ◆
「会員卓話 加藤時春 会員」
例会場:ホテルニューオータニ幕張

   村田 秀喜 会 長  
 
皆さん、こんばんは。25周年・鵜沢ガバナー年度も早や2か月がたち9月となりました。
本日は、加藤月信委員長より月信についての卓話をいただきます。月信の編集には大変なご苦労があると聞いています。いろいろと興味深いお話が聞けると期待しています。
次回14日の例会では千葉マリンRACの稲垣来夢さんをお招きしてロータアクトクラブの活動報告をしていただきます。この例会が終わると10月の地区大会への準備が本格化していきます。10月21日、22日の本番前に2回の準備のためのクラブフォーラムを用意しています。いよいよ鵜沢ガバナー年度の地区行事が次々と始まります。皆様、力を合わせて頑張って行きましょう。






 
  浅野賢一・紺野浩幸・鈴木賢治・土屋大陸各会員  
 
 (浅野賢一会員のコメント)

本日はありがとうございます。
誕生日を迎えこの世に生をあたえてくれた両親への感謝です。母のお墓参りに行ってきます。
ありがとうございました。










 
    結婚祝い:中路泰博 会員  
   (中路泰博 会員のコメント)

結婚祝いありがとうございます。














 
   [例会]  
「月信委員会の活動について」 加藤時春 月信委員長
 
  約2年前になりますが当時、大木次期地区幹事長から月信委員長の依頼がありました。その委員会活動がどのような内容か、委員長としての役割がどのようなものか分からず、即答はいたしませんでした。そもそも、地区の運営や月信の編集作業の事は全く経験も知識もありませんから自分の能力で遂行できるかどうかわからず、ましてやコロナ下で仕事の身動きも取れない状況でしたので無責任に受けますとは言える状況ではありませんでした。
その年の11月にその年度の月信委員会に大木さんと参加させていただき、どのように運営をされているのか見学いたしました。正直、委員会の運営には相当な時間を費やす予感はしましたが大木地区幹事長の立場を思うと引き受けない訳にもいかないと思い、受けることにしました。翌年の4月から月信の副委員長として1年間の修行に入りました。委員会はガバナー事務所ではなく松戸で開催、松戸RCの例会場で毎月行われました。篠宮委員長の隣の席で委員長から情報を頂きながら毎回の校正作業を月1回行いLineでのやり取りも含め、月信が出来上がる経験を積んでいきました。委員会の当日は翌月の月信が9割がた出来上がった状態のものを配られ、その校正作業を行うのでその時点では本当の大変さは理解していませんでした。9割がたの形にするまでの作業を副委員長である私がお手伝いすることもなく、依頼されることもなかったのでほぼ、校正の作業に立ち会う形でした。
そうこうしている間に昨年の12月に地区の委員長会議が開催され、出席するとRCのベテラン勢やガバナー補佐と経験者多数がいて、気後れするところにまだまだ委員長としての自覚と活動内容を把握してない私のメンタルは不安そのものでした。年が明け、いよいよ4月から本番開始となり3か月間の間に準備を整えなくてはなりません。急に委員長としての役割をどのように遂行するか、どこから手を付けるかプレッシャーを明らかに感じ始め、ファイルを作成したり、篠宮委員長に資料を頂いたりで本格的な準備を開始しました。幸いに前年の膨大なコロナ請求の支払いのめどが立ち、業務も落ち着いてきたので本業を脇に置き、集中することが出来ました。
出来ることから手を付けながらガバナー事務所にもコンタクトして4月の第1回の月信委員会を迎えました。月信はガバナーのメッセージを地区内の会長・幹事に伝えるツールですから委員会には鵜沢ガバナーの出席は欠かせません。大木地区幹事長にも必ず参加していただき地区への情報発信の内容を検討・選択を毎回行っていただいています。4月の1回目と5月の2回目の委員会は鵜沢ガバナー年度の月信の全体のレイアウトや委員会の連絡網の構築、ガバナー事務所と外部印刷業者を含めたネットワーク創り、全員参加のための年間スケジュールの確定を行いました。全員の参加によって校正作業の精度が上がりアイデアを積み上げることができるからです。月信のクオリティは鵜沢ガバナー自身と間接的にリンクしますのでその自覚をもって委員会全員が積極的に参画していただいています。
1ページ目は印象が大事です。鵜沢ガバナーのアイデアで月信の文字は漢字で。文字は書道家の万木寛子(ユルギヒロコ)先生に依頼し、12か月毎月書体を変える。20を超える字体から委員会全員参加で選びました。鵜沢ガバナー曰く、エクイティー(公平性)ですね。写真は縦型で千葉県内の風景写真をロータリアンが撮影したものを掲載する。新企画としてパストガバナーに回顧録を寄稿していただき掲載する。これだけでも大分、今までの月信とはイメージがかわりました。また、委員会の紹介では委員長自身の自己紹介にシフトした文面を依頼するなど読み手の興味を引く内容になっています。お手元の9月号をお読みいただければどのような方々が地区運営で活躍されているかが伝わるかと思います。9月号が寄稿依頼文の最多の月で合計で27件の依頼文を作成しました。
遅くなりましたが委員会メンバーを紹介いたします。副委員長は次年度の委員長予定者の冨里RCの鈴木さん、9月月信の写真を提供してくれた方です。当クラブからは私、加藤と北原さん、中野さんで、もう一人松戸RCの松本さん、ガバナー事務所から担当の竹井さんに出席いただき、合計8名での委員会を毎回開催しております。会議では鵜沢ガバナー始め全員が積極的な意見を交換し、毎回3時間前後の時間を共有しています。北原さんには法律家としてのアドバイスいただくこともあり、また中野さんからは画像の印象など得意分野からの気付きも発信していただいています。松戸のRCの松本さんは印刷会社を経営されていて月信の編集・校正を部下の東さんという方とタイムリーに行っていただいて印刷と各クラブへに配送手配をお願いしています。北原さんには毎回議事録もお願いしていて委員会終了後に速攻でLINE WORKSに議事録が送られてきます。

月信の作成には約3か月の時間を要します。私の作業は前年度の内容を参考にしながら今年度のスケジュールや組織創り、ガバナーの思いや方針を加味した編集表を作成することから始まります。テーブルにその編集表を一部置いてありますので見てみてください。毎回、私が用意したアジェンダを見ながら企画や全体の構成を決め、その後に一人一人の寄稿者に依頼文を作成準備し、ガバナー事務所の竹井さんに送ります。その後に指定した日付で発信してもらいます。大体は期日までには送られてきますが遅れた方へはガバナー事務所から催促メールを発信していただいています。各委員長への対応はガバナー事務所を通して行ってもらっているのでこの部分は大変、助かっています。私の寄稿依頼文の内容チェックも行ってもらっていますので私のミスももれなくカバーしていただいています。助けられています。ちなみに7月月信は4月の依頼文発信から開始しています。
6月の第3回月信委員会から来年の3月までは毎月、フル稼働となります。といいますのは次のサイクルが始まるからです。
1. 委員会の準備。編集表の作成・アジェンダと議事録の作成
2. 委員会の校正前の月信たたき台のチェックと修正(印刷会社とガバナー事務所の調整)
3. 委員会での校正作業、次月度・次次月度の編集内容調整・新規アイデアの検討
4. 原稿依頼文の作成とガバナー事務所との連携
5. 次月号の校了までの最終チェック作業と印刷支持
6. 表紙の写真依頼と回収
以上の工程が繰り返し続くわけですが2か月・3か月先の編集作業が重なることも間々あり
月を跨いだ時差ボケが発生し、時に頭の中が混乱して整理がつかなくなることもしばしばです。ですからこのような作業は集中してまとめて処理をしてもしきれない部分があり、実際には2日に一度は月信の作業をして漏れやミスがないかチェックしているのが実情です。
昨年の副委員長の時に委員長から校正までの作業を依頼されなかったのは分業しずらい側面があるからだとやってみて気付きました。共有できるのはガバナー事務所で主に全体のチェック機能が働くことで私自身、他責にできない状況を作りながら委員長としての役割をこなすといったところです。地区の委員長から度々大変な作業ですねと言われますが、毎月一つのカタチとなってみんなで協力して作り上げた月信が印刷して出来上がる達成感は新鮮で刺激的です。
今年の始めになって初めて委員長としても当事者意識が働き、スイッチONの状態になりましたがコロナ下の長い機能停止状態であった脳みそをフル稼働してもミス漏れも発生、鵜沢ガバナー・大木地区幹事長・委員会のメンバーの皆様、ガバナー事務所の竹井様、印刷会社の松本様・東様のお力添えを頂いて何とか月信を作り上げるサイクルが出来上がったと実感しています。協力頂いている皆様には本当に感謝しております。このまま気を抜かずに6月月信完成まで頑張ってまいります。
最終号の6月月信は来年の5月20日前後に校了となり印刷に入ります。月信委員会の活動は終止符を打ちます。肩の荷を下ろしたところでシンガポール千葉ナイトを迎える絶妙な日程は偶然にしては誠によくできたスケジュールですね。
以上で月信委員会の活動報告といたします。ご清聴いただき誠にありがとうございました。

鵜沢ガバナー年度
月信委員会委員長 加藤時春